みなさん、こんにちは。
master_kです。
今回は、日本株の選び方2として、”スゴイ”企業の見つけ方の具体例を紹介したいと思います。
前回の記事は、"スゴイ"企業は「ひらめき」や、その分野の「専門知識」「豊富な知識」があると見つけやすいという話をしました。
さて、それでは今回の話を続けましょう。
私には年の離れた姉がいて、姉が美容院でバイトしたり、服飾販売員として働いていました。
そのことも影響して、中高校生の頃から「服や、アクセサリー、服飾雑貨」などに興味がありました。
これが私の"スゴイ"を見つける知識の元です。
大学に入ってバイトをするようになってからは、多い年で年間100万円くらいの服を買っていたと思います。
また、今から思えばまるで中二病ですがw、「見ただけでブランド名が分かるアイテム」が極端に嫌いで、身に着けたくないというポリシー(?)があり、デパートなどにはあまり行かず、セレクトショップに足しげく通って、自分が良いと思ったものは知名度がなくてもどんどん買っていました。
当時、私がオシャレだったかどうかは置いといて・・・そんなわけで、セレクトショップやそのショップに置いてある物にずいぶん詳しかったと思います。
セレクトショップの中でも、当時、「ユナイテッドアローズ」は値段も手頃でベーシックなオリジナルブランドがあり、これは他と比べて売れるだろうな、と確信していました。同じようなセレクトショップでも、少しカジュアルすぎて若者しかターゲットにしていなかったり、その若者には高すぎたりしていたのです。
私がセレクトショップの中でも特に気に入っていたのが、beamsの一画にコーナーがあったinternational gallery beamsというレーベルです。ただ当時でシャツやパンツで2万円超えが普通、ジャケットでは5万~といった値段設定で10代が買うにはかなり高い、と感じていました。
つまり、自分は服が好きだから買うけど、一般受けはしないだろう、と思っていたのです。
セレクトショップは他の店から服を仕入れて販売するので、薄利ですが、オリジナルブランドは収益力があります。
というわけで、私はユナイテッドアローズは儲かるに違いないと考え、株を買いました。服好きとして、″この会社のバランス感覚はスゴイ″と思ったのです。
その結果、当時¥686で購入し、何年かのちに約6倍の¥4190で売ることが出来ました。
もうひとつのケースは、ZOZOTOWNを運営してるスタートトゥデイです。
2012年ごろ、ZOZOTOWNのラインナップを知り、これまでのネットショップでは有り得ないほどの種類の人気店を揃えていたことから、これは"スゴイ"、絶対に売れる!と確信しました。
ただ、その頃は投資する資金に余裕がなく、株を買うことが出来なかったのです。
(今はこの失敗を活かし、投資資金を確保するように気を付けています)
今では、当時の10倍以上の株価になっています。もし20-30万円買っていればひと財産ですね。惜しいことをしました。
というわけで、知識がある場合は、"スゴイ"を見つけ易くなるという具体例を挙げてみました。
なので、みなさんも知識がある分野、興味がある分野で投資先を見つけてはいかがでしょうか。
なお、この記事を書いている途中で、若者にはお馴染みの「R25」のとある記事を見つけました。
そこでは、堀江貴文氏が、「決算短信なんか見てもしょうがないでしょ。そんなん見て投資しているやつは博打やってるのと一緒。そうじゃなくて、儲かる投資に必要なのは、みんなが気づいてないことに気づくってことだよ。」(原分ママ)と述べています。
決算短信なんか見てもしょうがないというのは、極論な気がしますが、儲かる会社を見抜く必要があるというポイントには賛成です。
重要なのは、みんなが気づいていないことに気づく、ですね。
結論:
・"スゴイ"は「ひらめき」、「専門知識」、「豊富な知識」があれば見つけ易くなる
・趣味や興味があること、本業の知識は絶対に投資に活かせる!"スゴイ"を見抜くことに繋がる。なので儲けたかったら自分の強みを考えてみること。また、自分の興味があることをとことん突き詰めてみるのも重要。
M.F.Y