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日銀の投資信託30兆円計上ミスにみるフェイクニュースの実態


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みなさん、こんにちは。master_kです。

 

 

さて、2018年7月23日に、毎日新聞から衝撃的なニュースが流れました。

 

なんと、日銀が「家計の投資信託保有額」を、「30兆円分も間違えて計上した」ため、正しく計上すると、「近年、順調に増加しているとされてきた家計の投資信託保有額が実際は減っていた」というものです。

 

 

mainichi.jp

 

ネット上では「中央銀行がフェイクニュースを流している!」との厳しいコメントも流れています。

 

 

確かに日銀は致命的なミスをしていたと思いますが、私が調査したところ、むしろ毎日新聞(政府の批判論調が多い)の方が日銀のデータをミスリードさせるような非常に悪質なニュースを流していることが分かりました。

 

毎日新聞は、嘘のデータは使っていませんが、巧妙に「都合の良いデータ」だけを使って、あたかも「貯蓄から投資が進んでいない」かのような結論を出しています。

 

 

中央銀行も新聞も信じられないなんて、恐ろしい。信じられるものは自分だけという悲しい世の中なのかも知れません。

 

 

今回は、日銀のデータを元に結果をまとめてみました。

 

 

それでは本文です。

 

 

さて、このニュース、twitterでもおすすめトレンド入りしていたので、見た人も多いのではないでしょうか?

 

これを読んだtwitterユーザーからは、以下のような声があがっています。

 

「中央銀行がフェイクニュースを発信するとか国家の危機でしかない」

「安倍政権側からの情報の多くがフェイクで、フェイクニュースの真実味が増す(中略)」

「データ改ざんとフェイクニュースで国民を投資に駆り立てようとしているのがばれた!」

 

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などと、日銀、政府側に対する疑いの目や怒りのコメントが寄せられています。

 

まぁ、当然の結果でしょう。中央銀行が30兆円も投資信託の集計を間違えていたのですから。

 

「意図的に間違えたのでは?」という意見も出ています。日銀は誰かに追求されたわけではなく、日銀自身で修正発表をしているので、意図的ではないと思います。

 

意図的に間違えたのなら日銀自身でこの事実を公表するわけがありません。

 

https://www.boj.or.jp/statistics/outline/notice_2018/data/not180627a.pdf

 2018.6.27 資金循環統計の改定値の公表について 日本銀行調査統計局

 

でも、このニュース、何か気になりませんか??

 

貯蓄から投資が進んでいると信じてきた証券業界に衝撃が広がっている、と記事には書かれています。

 

また、

 

過剰計上があったのは、金融機関や家計など各部門の資産や負債の推移などを示す「資金循環統計」。同統計では年1回調査方法を見直す改定を行っており、今年6月下旬発表分の改定値を算出する際に過剰計上が見つかった。2005年以降の数値をさかのぼって改定した結果

 

(中略)

 

個人金融資産に占める投信の割合も、改定前は12年の3.8%から17年の5.8%まで上昇していたが、改定後は14年の4.6%をピークに低下し、17年は4.1%まで下落していたことが分かった。 

 

と書かれています。

 

おかしいじゃないですか。

 

「貯蓄から投資が進んでいると信じてきた証券会社に衝撃が走っている」と主張していますが、データの根拠は投信(投資信託)で書かれています。

 

 

何がおかしいかって?

 

 

簡単ですよ。

 

 

「貯蓄から投資」の「投資」というのは、投資信託と株式(個別株)を足したものです。

 

当たり前ですが、投資信託よりも株式の方がはるかに投資額が大きいのです。

 

その額は投資信託の3倍以上です。

 

投資信託ではなく、「投資信託+株式」という指標で見てみましょう。

 

その結果、なんと2009年にボトム(9.5%)を迎え、2013年以降はどんどん増加して、2017年11月ピーク(15.9%)を迎えています。

 

 

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 日銀資金循環統計よりmaster_k作成。

 

どっからどう見ても、「貯蓄から投資」が進んでいるように見えます。

※2007年頃に過去のピークを迎え、ここからすごい勢いで低下していますが、これはリーマン

ショックによる損切り、評価損によるものと考えられるため、今回の議論対象からは外しました。

 

 

毎日新聞は、当然投資信託より株式の方が、はるかに金額が多いことを当然知っていたと思いますが(だって、投資信託のピークがいつだったか記事に記載していますからね)、投資信託のデータだけを使い、読者に巧妙に「貯蓄から投資」が進んでいないかのような印象操作をしています。

 

いやぁー本当に恐ろしい世の中です。

 

「貯蓄から投資」実態は逆

 

というセンセーショナルなタイトルをつけて、この記事を書いていますが、

 

「投資から貯蓄」実態は逆

 

が正しい記事ではないでしょうか?

 

 

今回の記事は以上です。

 

 

なお、今回使ったデータは誰でも日銀のサイトからダウンロード可能です。

 

やり方は以下。

 

http://www.stat-search.boj.or.jp/ssi/cgi-bin/famecgi2?cgi=$nme_a000&lstSelection=FF

 

資金循環・四半期⇒展開

ストック⇒展開

家計⇒展開

 

投資信託:

 

資産・-投資信託受益証券/家計/ストック⇒展開

 

株式:

 

資産・株式等・投資信託受益証券/家計/ストック⇒展開

※株式+投資信託の値。この値から投資信託を引き算。

 

M.F.Y

 

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