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バフェットの売買から考える株式市場暴落後の儲け方

 

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こんにちは、master_kです。

 

市場暴落は儲ける最大のチャンスです!

 

暴落後の売買で大きく儲ける方法を探すべく、今回は、株式市場暴落時のウォーレン・バフェットの行動をまとめました。

 

その結果、米国株では金融株を購入するのが有効(暴落後の値上がりは240~780%!)だということが分かりました。またバフェットは金融株を購入する資金がない場合は、他の株を売却して資金を用意していることも分かりました。

 

というわけで、キャッシュを用意しておけば、暴落時に大きく儲けることが可能です。

 

「暴落までにキャッシュを用意し、暴落時に株式を買い込む」・・・実はコレ、「個人投資家の特権」なのです。

 

なぜならば、機関投資家はこの有効性を理解していても、キャッシュをたくさん用意することが出来ないからです(暴落を予想してキャッシュのまま資金を待機するのは、投資家から預かった資金を遊ばせているのと同じ)。

 

というわけで、暴落に備えて、是非キャッシュを用意することをおススメします。

 

バフェットも、2018年の現在、キャッシュ比率が高くなっていますよ。

 

それでは、記事に参ります!

 

 

目次

 

 

はじめに

2018年現在、景気循環のサイクルや、数々の指標から、そろそろ株式が暴落するのではないか、という声が出ています。

 

私自身もそう感じています。

 

地震と同じで、株式暴落は予測出来ません。しかながら、暴落した後にうまく行動して儲けることは可能です。

 

というわけで、予知・予測から対策へとマインドシフトし、株式で大きな利益を上げるため、株式市場暴落後のバフェットの行動をまとめてみました。

 

ITバブル崩壊とリーマンショック、そのときバフェットはどうしたか

 次に、暴落後のバフェットの買付けタイミングと株について見ていきましょう。

米株式市場の暴落とバフェットの買付けタイミング

 

それでは、1997年末~2018年8月までの米国株(SP500)と、バークシャーハサウェイ(バフェットの投資会社)の現金比率の推移を見てみましょう。

 

※現金比率はバークシャーハサウェイの年次報告書のバランスシートを元に、CashおよびU.S.T(米国財務省短期証券)の合計値を現金としてまとめました。バークシャーハサウェイの保有株の評価額で現金を割り算して現金比率を算出しています。

 

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さて、この図を見ると以下が分かります。

 

・ITバブル(.comバブル)崩壊は2000年。その少し前、1999年に現金保有率が低下(11⇒3%)しているので、大量買付け(少しタイミングを誤った?)。

・2002年~2007年は買い控え。明らかに現金保有率が高い。

・リーマンショックは2008年。2008年に大量買付け。

 

つまり、バフェットは好況時に現金保有率を増やし、株価暴落時に積極的に株を買っているのです。

 

次に、バフェットの資産運用のパフォーマンスを見てみます。

 

青のプロットがバークシャーハサウェイ保有株の評価額の推移です。

 

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1997年末~2017年末までのパフォーマンスは凄まじく高く、保有株の評価額で12.5倍です!(年利換算で約13.5%)。

 

比較すると、SP500を圧倒的にアウトパフォームしていることが分かります(SP500はせいぜい3倍です)。

 

バフェットが売買した銘柄

 

それでは、次にバフェットが売買した銘柄を見てみましょう。データが残っている1999年末~2017年末までに一時的にでも保有した株は136社あります。これでは議論も難しいので、暴落後に売買した銘柄のうち、500億円以上のものに絞ってみたいと思います。

 

なお、データは各年度末の保有株数から計算したので、年度内に売買した株については把握出来ておりませんので、ご了承ください。

 

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ITバブル直前~直後

1999年・・・1998年のデータがなく、買った銘柄不明。
2000年・・・アメックス(American Express、クレジットカード会社)を5550億円購入。500億円以上の売却はなし。

 

買い アメックス 5552億円
売り なし -

 

リーマンショック直後

2008年

・コノコフィリップス(石油会社)を3230億円購入。
・ゴールドマンサックス(投資銀行)の優先株(配当は10%!)を5000億円分購入。
・アンハイザーブッシュ(バドワイザーで有名なビール会社)、ジョンソン&ジョンソン、P&Gなどバフェット銘柄を大量売却(計4440億円)
・バーリントン ノーザンサンタフェ鉄道を770億円購入

(2009年にバークシャーが買収している。そのための準備)

買い バーリントン・ノーザン・サンタフェ鉄道 771億円
コノコフィリップス 3232億円
ゴールドマンサックス(優先株) 5000億円
売り アンハイザーブッシュ 1871億円
ジョンソン&ジョンソン 1983億円
P&G 589億円


2009年

・ウォルマートを1020億円購入。ウェルズファーゴ(銀行)を810億円購入。
・昨年買ったばかりのコノコフィリップスを大量売却(2150億円)。なお、バフェット自身はコノコフィリップスの買いは失敗だったと後日述べています。詳細を読みたい方は下記リンクを参照下さい。

 

バフェットはコノコフィリップ株の売買で1000億円以上の損失を出した!その他、世界の投資の失敗例ワースト3を紹介。

●世界の投資の失敗例ワースト3とその教訓

www.shameless1.com

・昨年に引き続き、P&Gを売却(530億円)。
・バーリントン ノーザンサンタフェ鉄道を660億円購入

(2009年にバークシャーが買収している。そのための準備)

買い バーリントン・ノーザン・サンタフェ鉄道 659億円
ウォルマート 1021億円
ウェルズファーゴ 805億円
売り コノコフィリップス 3154億円
P&G 534億円

 

いかがでしょうか。2度の株式市場暴落後のバフェットの売買の特徴は、一言で言って、「金融株を大量購入している」ということです。

 

・ITバブル後は金融株を購入。
・リーマンショック後は、バフェット銘柄を売却してまでゴールドマンサックス(金融株)とコノコフィリップス(石油株)を購入。
・コノコフィリップスの買付けが間違いであると認めるや、2009年に売却してウェルズファーゴ(銀行)を購入。

 


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金融株を購入する理由


それでは次に、なぜ金融株を購入するのか?考察してみます。

 

その答えは、株価の推移を見てみれば分かります。

 

下図はITバブル後およびリーマンショック後にバフェットが売買した銘柄の株価の推移です。
※1 コノコフィリップスの売買は本人も認める過ちなので、割愛しました。
※2 アンハイザーブッシュは2008年の買収後の株価データしか入手出来なかったので、参考です。
※3 1997年末の株価を1.0としています。

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さて、これらのうち金融株(赤系統)と金融株以外(青系統)を見ると、「リーマンショック後は金融株の株価下落が激しく、その後の回復幅も大きい」ということが直感的に分かると思います。

 

表で数字を抜き出すとさらに、はっきり分かります。金融株はリーマンショック時に株価が63~81%も下落し、リーマンショック後に240~781%も伸びています。

  金融株 消費財
ITバブル下落率 29~54% 33~49%
ITバブル後上昇率 91~276% 86~166%
リーマンショック下落率 63~81% 29~36%
リーマンショック後上昇率 240~781% 96~178%

 

一方で金融株以外はリーマンショックで29~36%しか下落せず、リーマンショック後も96~178%の上昇となっています。

 

ITバブル時もこの徴候があるものの、金融株と非金融株の差が小さいです(恐らく金融商品発の株価下落でなかったことが原因)。

 

より詳細な表のデータも載せておきます。

  アメックス GS ウェルズF P&G J&J
ITバブル下落率 54% 49% 29% 49% 33%
ITバブル後上昇率 169% 276% 91% 166% 86%
リーマンショック下落率 81% 68% 63% 36% 29%
リーマンショック後上昇率 781% 240% 444% 96% 178%


さて・・・・もう分かったでしょうか。

 

バフェットは、「暴落時に金融株の下落幅が大きく、その後の回復幅も大きい」こと、「非金融株の下落幅が小さく、その後の回復幅も小さい」ことを熟知しているため、

 

①市場暴落前に現金を積増し、

②市場が暴落した後は金融株を買込み、

③現金が足らなくなると非金融株を売って金融株を買い、

 

その後の市場回復でボロ儲けをしているのです。

 

なるほど、合理的な行動ですね。

 

というわけで今後も通じるかはともかくとして、米国株暴落時は米金融株を買う、というのが利口な投資方法と言えるのではないでしょうか。


それでは最後に、この手法は日本でも通用するのか確認してみました。

 

時価総額の大きい銀行3社を選びましたが、結果は米国株のように株価が伸びておらず、未だにリーマンショック前の高値を回復していません。

 

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これは、日本の銀行の業績が伸びていないからです。直近の三菱東京UFJ銀行の業績を見ても経常利益がどんどん低下していることが分かります。

年度 経常収益 経常利益 利益率
2015 5兆6384億円 1兆1713億円 30.4%
2016 5兆7144億円 1兆5395億円 26.9%
2017 5兆9796億円 1兆3608億円 22.8%


というわけで、日本株ではバフェットと同じやり方は通用しないことが分かります。

 

株価暴落後に日本株で儲ける方法は、別途検討して記事にしているので、興味のある方は参照してみて下さい。

 

リーマンショック後、日本では金融株が伸びなかった!日本株で伸びたのは・・・機械と自動車だった。米国株とは違う暴落時の日本株の儲け方を紹介。

●リーマンショック後の株価推移から考える株式市場暴落後の日本株の儲け方

www.shameless1.com

 補足 バフェットの売買サイクルは約3年!

 

バフェットと言えば、「私の好きな保有期間は永遠だ」というフレーズが有名ですが、実際には永遠に保有出来る有望な銘柄はほとんどないようです。

 

1999年末から2017年末までの18年間の保有銘柄136社を調査した結果は以下です。

 

18年間ずっと保有:4社(アメックス、コカコーラ、M&T銀行、トーチマーク)
1999年末以降に買い、2017年末までに全株売却:83社
1999年末以前に保有開始、または2017年末で保有しており、保有期間算出不可能:49社

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以上のように、ずっと保有している株は、たったの4社のみです。

また、1999年末以降に買い、2017年末までに全株売却した83社の保有年数の分類は以下です。

 

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63.9%は、1~3年で全株売却していることが分かります(53社)。

 

なんと・・・10年以上保有する株はわずか3.6%しかないんですね。「長期保有する価値がある株がとても少ない」ということでしょうか。

 

また、これら83社の平均保有期間は、たった3.2年でした・・・短い!

 

というわけで、実際のバフェットの売買は、イメージと異なって、かなり頻繁だということが分かりました。

 

やっぱり自分で調べてみることが大切ですね。理想は保有期間永遠だが、儲からないと判断した株はスパッと売る・・・・今回の件で「バフェットが市場平均を大幅に上回る理由」が理解出来た気がします。

 

補足 バフェット保有株の生データ

 

今回2000年~2017年末までのバフェットの保有株をまとめたデータをエクセル化して、DL出来るようにしました。

 

下記のリンクをクリックすればOKです。

 

Yahoo!ボックス -今回使用したバフェット株式の生データ


元データは、米証券取引委員会(SEC)からDL出来ますが、まとめるのがかなり大変なので良かったら使ってみて下さい。

 

※米国機関投資会社はSECに四半期毎に保有株数を開示する義務があります。Form 13Fというファイルがその報告書で、下記のリンクから誰でもこの報告書を確認出来ます。

https://www.sec.gov/cgi-bin/browse-edgar?action=getcompany&CIK=0001067983&owner=exclude&count=40&hidefilings=0


それでは、今回はここで終了です。

 

いかがでしたか?

 

私は新たに投資資金が入ってこないので、昨年から株の利益確定を進めて用意しています。

 

暴落後の底打ちには数年かかることも多いので、会社員の方は、暴落し始めたらボーナスで投資資金を用意するのも可能ですね・・・・キャッシュの用意検討してみて下さい。


M.F.Y

 

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