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リーマンショック後の株価推移から考える株式市場暴落後の日本株の儲け方

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こんにちは。master_kです。

 

前回、ITバブル、リーマンショック後のバフェットの売買から考察した株式市場暴落後の米国株の儲け方を記事にしました。

 

www.shameless1.com


バフェットのやり方は、市場暴落後に米国金融株を買込み、大きく株価が回復することを利用して儲ける、というものでした。

 

一方で、日本株の場合は金融株の株価回復が不十分なため、このやり方では儲けることが出来ません。

 

それでは、市場暴落時、どのような日本株を買えばよいのか?リーマンショック後の株価(正確には時価総額)から考察してみました。

 

その結果、日本株の場合は、まず不動産、自動車・輸送機、機械の株価が上昇し、

 

その後、素材・化学、電機・精密、IT・サービス、医薬品の株価が上昇したことが分かりました。

 

これらの業種以外の株価はリーマンショック後に2倍以上は上昇せず、暴落後の株価回復で大きく儲けるのは難しいと考えられます。

 

というわけで、不動産、自動車・輸送機、機械の株価を買い、株価上昇後に売って儲けた後、素材・化学、電機・精密、IT・サービス、医薬品を買うというのが最適な投資方法と言えます。

 

なお、この売買で得られる利益は投資額の約4倍ですが、今後の市場暴落時に同じような挙動をするかは分かりません、また株価の底値で買って、天井で売れるとも限りません。それでも、ある程度の方針を立てることが出来ると思いますので、この結果をまとめました。

 

それでは、本文に行きましょう。

 

目次

 

1.はじめに

2.業種別の株価の推移

3.まとめ

 

1.はじめに


個別株の値動きをすべて調査するのは膨大な時間がかかります。また、個別株は次回の暴落後も同じような株価推移を繰り返さない可能性がある(個別の経営状況の影響を受けるため、リーマンショック後の日本株の株価推移を「業種別」に調査、整理しました。

 

業種と言えば、日経平均は伝統的に33業種に細別されますが、これでも数が多すぎるので「TOPIX 17業種」で整理してます。

 

日経平均とTOPIX 17業種の対応は以下を参考にしてみて下さい。

 

www.toushin.com

 

TOIPXのデータは下記investing.comのものを使いました。

 

jp.investing.com

 

なお、TOPIXの値は、2008年~2018年9月まで使用しています。

※1 investing.comの最も古いデータが2008年だからです。もっと古いものがあれば、ITバブル時の議論も出来るのですが・・・
※2 TOPIXは時価総額の平均値のため、株価とは異なりますが、以下では単に株価と記載しています。

 

2.業種別の株価の推移

早速ですが、業種別のTOPIXの数値をプロットしました。

 

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これを見ると、不動産、自動車・輸送機、機械が2012年頃に急回復し、2倍~3.5倍に達しています(グラフ緑ワク部)。

 

これらの業種は最終的に約3.5倍まで株価上昇しているので、「リーマンショック後にこれらの株を買って、保有し続けるだけで十分なリターンを得られる」ことが分かります。

 

ところで、自動車・輸送機、機械が他の製造業よりいち早く株価回復した理由は、なぜでしょうか??

 

それは、他国と比較して日本に技術優位性があることに加えて、事業の裾野が広い(多くのサプライヤーから部品を供給してもらう)業種であるがため、サプライヤーに価格や数量調整を負担してもらうことが可能だからです。

 

次に、2018年9月の株価をもう一度同じグラフで見てみましょう。

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※先ほどと同じグラフの説明のみ変更した。

 

リーマンショック後の株価上昇が2倍以下の業種があることが分かります(グラフ赤ワク部)。

 

具体的には、①金融(除く銀行)、②運輸・物流、③エネルギー資源、④商社・卸売、⑤銀行、⑥鉄鋼、⑦電力・ガスの7業種です。

 

これらは、鉄鋼を除いて、典型的な内需型産業(輸出ではなく、国内で消費する財、サービスを生産する)です。

 

当たり前ですが、日本は少子高齢化により、普通の内需産業の拡大には限界があります。このため、株価もあまり上昇しないという事実を示していると考えられます。これらの業種は市場暴落後の回復で得られる利益が少ないと言って良いでしょう。

 

最後に、「不動産、自動車・輸送機、機械」から遅れて株価が回復した業種を見てみます。

 

それは「素材・化学、電機・精密、IT・サービス、医薬品」です(グラフ青ワク部)。

 

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※先ほどのグラフから株価上昇率が低い業種を割愛した。

 

これらの業種は、2014年頃に本格的に株価が上昇し、ピーク時には3前後まで上昇しています。2014年までは、約1.5でしたから、そこから約2倍になっていますね。

 

IT・サービスを除けば、典型的な輸出産業であり、輸出産業の中でも日本の技術優位性がある産業です。自動車や機械と比べれば裾野が狭い産業であるため、株価の回復が遅れた、ということでしょう。

 

3.まとめ

 

さて、これまでの結果を整理すると、リーマンショック後の売買としては、以下が最適だったと言えます。

 

・2009年の大底時に、「不動産、自動車・輸送機、機械株」を買う。
・2014年にこれらの株式を売却する(資金は2倍になる)
・2014年に「素材・化学、電機・精密、IT・サービス、医薬品」の株を買う。
・2017年末にこれらの株式を売却する(ここでも資金が2倍になるので、合計で4倍になる)。

 

・・・・

 

とは言え、「そもそも株価の底を狙って買うことが難しい」ですし、「次回の株価暴落は、今回と異なる株価の推移をする可能性がある」ことも確かです。

 

したがって、4倍の利益を出すというのはあくまで机上計算(理想)であり、正直不可能に近いと思います。

 

しかしながら、今回の分析は「普遍的な事実も含んでいる」と考えていますので、今後、株式市場が暴落した場合は参考にしようと思っています。

 

・株価の回復は輸出企業、しかも日本に技術的優位性があり、裾野が広い業種(自動車、機械)から起こる。


※リーマンショック後は不動産の回復幅も大きいですが、これは①そもそも不動産発の金融危機で下落幅が大きかった、②ゼロ金利により、リーマンショック後の不動産に資金(住宅ローン等)が向かった、という特殊な要因があります。そもそも人口減が進む日本では、今後、市場暴落後に不動産業がこのような株価回復をするかどうかは疑問です。


・素材・化学、電機・精密、IT・サービス、医薬品の株価回復タイミングは遅いため、自動車や機械の株価が回復した後でも投資メリットがある。

 

・内需中心の産業の株価の回復幅は小さく、投資メリットは小さい。


というわけで、今回はリーマンショック後の業種ごとの株価の推移を調べ、「暴落時には個別銘柄の動きを読まなくても、業種ごとの株価の推移を知っていれば、最大で約4倍の利益を得られる」ことが分かりました。

 

私は市場暴落した場合に備えて、既に現金を用意しているので(全投資額の約30%)、次の暴落を静かに待とうと思います。


それでは、今回はこれで終了です。

 

いかがでしたか?

 
M.F.Y


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