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終わりつつある日本を変えようとする大企業の若者たちに会ってきた

 

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みなさん、こんにちは。

 

master_kです。

 

前々回の記事で、日本の衰退について考察しました。

 

www.shameless1.com

記事内でもお伝えした通り、衰退を嘆いても仕方ありません。

 

というわけで、あれから少しでも自分に出来ることはないか、と考えてみました。

 

そんな時、日本の企業を元気にする活動を行っている(※)、ONE JAPANという若者たちの団体のことを知り、昨日(9/30)にONE JAPAN結成2周年のカンファレンスに参加してきました。

 

カンファレンスの中でも、「日本の大企業は終わっている」という刺激的な発言がありましたが、「終わりつつある日本を変えようとする人たちもいる」ということ、そしてその取組みについてお伝えします。


※正確に言えば、企業の有志団体が集まって、挑戦する空気をつくり、組織を活性化し、社会をより良くするための活動です
ONE JAPAN – 大企業の若手有志団体のコミュニティ

 

 

目次

 

 

 

ONE JAPANカンファレンス2018の詳細

まず始めに、ONE JAPANカンファレンス2018のイベントについて説明します。

ONE JAPANは大企業を中心に約50社の若手が参加する団体です。

 

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会場の様子。

 

・イベント情報

イベント名 ONE JAPANカンファレンス2018
– 2nd Year Anniversary –
日時 2018年9月30日(日) 10時~20時
場所 アキバスクエア秋葉原UDX 2階
参加者 約1000名
参加企業 約50社
参加費 一般7000円~
学生2500円
参加資格 なし
特典 書籍(プレジデント社:仕事はもっと楽しく出来る)

 

今回は、ONE JAPAN結成2周年の記念大会ということで、共同発起人・代表の濵松さんを始め、数多くの経営のプロフェッショナル(経済学研究者、経営コンサルタント)や経営者、ONE JAPANの成果について講演がありました。

 

なんと今をときめくメルカリの社長小泉さんや、落合陽一さんも講演していますね。

 

・講演会プログラム

時間 講演内容 講師
10:00-
11:30
モノ・サービス博 (約40の企業・団体の出展ブース見学・交流)
11:40-
12:00
チェックイン -
12:00-
12:30
オープニング ONE JAPAN共同発起人・代表 濵松 誠氏
12:30-
13:00
2周年記念
基調講演
早稲田大学ビジネススクール准教授 入山 章栄氏
13:00-
14:00
これからの
リーダーのあり様とは
株式会社プロノバ代表取締役社長 岡島 悦子氏
株式会社経営共創基盤パートナー取締役
マネージングディレクター 木村尚敬氏
14:15-
14:40
ONE JAPAN
共創ピッチ
-
14:40-
15:40
大企業における
新規事業創造

BUSINESS INSIDER JAPAN統括編集長

浜田 敬子氏
デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社
事業開発本部長 斎藤 祐馬氏
株式会社アルファドライブ代表取締役社長兼CEO

麻生 要一氏

15:40-
16:00
グループ
ディスカッション
-
16:15
-17:15
デザイン経営

ATカーニー日本法人会長/パートナー

梅澤 高明氏
株式会社ロフトワーク共同創業者・

代表取締約 林 千晶氏
Takram代表/デザインエンジニア 田川 欣哉氏

17:15-
17:50
組織マネジメント&
テクノロジー
株式会社メルカリ取締役社長兼COO 小泉 文明氏
17:50-
18:25
日本再興戦略と
皆さんに伝えたいこと
筑波大学学長補佐・准教授、ピクシーダストテクノロジーズ
CEO 落合 陽一氏
18:30-
18:50
チェックアウト・
アンケート
-
18:50-
19:00
クロージング・
写真撮影
-
19:00-
20:00
ネットワーキング・
パーティー
-

※今回、記事内で紹介するものを青字にしています。

ちなみに、私はこの日、台風の関係でグループディスカッションまでしか会場にいられなかったため、このお二方の講演は聞けませんでした。残念!

ONE JAPANってなに?

さて、次にONE JAPANについてご紹介します。

 

私は、今回初めての参加だったのであまり理解していませんでしたが、ONE JAPAN共同発起人・代表 濵松さんによるオープニング講演で詳しく述べられていましたので、内容を説明します。

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※壇上の中央が代表濵松さん。他の方々は各企業の代表者たちです。

 

まず、ONE JAPAN誕生の経緯です。

 

それは、Panasonicに勤める濵松さんが20代で、「今いる会社がつまらない」、「夢や希望を持って今の会社に入社したのに、実際に仕事を始めたらなんだか思っていたのと違った」と悩み、29歳の時に、「もっと楽しく仕事をできる環境を作りたい」、「若手同士でもっとつながりたい」とOne Panasonicという団体を立ち上げた事に始まります。

 

その後、このPanasonic内での活動を多くのメディアに取り上げられたことで、日本中の若手サラリーマン会う機会が増え、「会社を超えて若手同士でつながる場を作り、会社や社会を変えたい」という思いから、35歳のとき(2016年)に立上げたのが大企業の若手有志がつながるONE JAPAN」とのことです。

 

このONE JAPANの目的は、日本の大企業にありがちな、「縦割り化が進み、誰が何をやっているのか分からない」、「アイデアをどうせ言っても無駄」、「単一な企業風土が形成されている(モノカルチャー)」といった問題に対して、頑張って企業を変えていくということだそうです。

 

強い課題意識を持って動き出す同世代の集まりであり、より具体的な目標としては、以下を挙げていました。

 

・挑戦の文化を作る
・組織を超えた共創を目指す
・自社を改革する


私、master_kとしては、大企業にこだわる所には多少の違和感を感じるものの、このような活動は素晴らしい!と思います。

 

とは言え、私が今日ここに来た目的は、社会を変えようとか、会社を改革したいというような眩しいものではなく、ONEJAPANという興味深い活動があるから、見学したいなーくらいのものです。

 

ただ、後でも日本ヤバい論が出てきますが、「日本ヤバいからなんとかしないとなー。会社・社会を変えるとか別にそんな大義はないけど、まずは自分がモチベーション高く、新たな価値の創造に取り組みたいなー」くらいには思っています。

 

どんな企業が参加しているの?

 

さて、お次は参加企業一覧です。実際にメンバーが参加していても、企業のお偉いさんの中には、「こんな活動に参加するのはけしからん!」ということで公に名前が出ていないところもあるそうです。

 

パナソニック 富士ゼロックス NTT
JPX(日本取引所) McCann Worldgroup トヨタ
IBM ホンダ 野村総研
日本郵便 豊田通商 朝日新聞
リコー 千代田化工 ANA
富士フイルム JT アイシン精機
ミサワホーム デンソー 日揮
旭硝子 武田薬品 東洋製罐
ベネッセ アフラック 電通
東急グループ サントリー 東芝
三菱自工 ・・・ ・・・ 

 

これでもかというくらい、大企業がエントリーしていますね。

 

 

どんなものが産まれたの?

 

さて、実際ONE JAPANの活動でどのような価値・サービスが産まれたのでしょうか?

 

ONE JAPAN共創ピッチセッションで数件の紹介があり、私がモノ・サービス博で実際に説明を聞いて印象に残ったものを紹介します。


それは、「CARITE(カリテ)」という三越伊勢丹と富士通、そしてARCHEGO(ベンチャー企業?)で開発した、ドレスのシェアリングサービスです。

 

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開発者の方が登壇してプレゼン

 

このサービスの特徴は以下です。

・DHELA、FLICKA、HELMUT LANGなど1着4万円くらいの”良い”ドレスをアプリを使って貸出す。
※結婚式や特別な日を想定。
・ドレスは使った後、クリーニング不要でそのまま返却(郵送可)。
・伊勢丹の店舗で実物を見ることも可能。
・ドレスを借りるだけでなく、チャットでコーディネイトや、服装のマナー、アクセサリーの合わせ方などの相談も出来る

 

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CARITEブース

 

これを聞いたときは、私はなんて素晴らしいサービスなんだ、と思いました。

 

というのも、私には元服飾販売員の姉がいまして、彼女はノルマとして月10万円分の自社の服を買っていました(あ、ちなみに自己負担は2割)。

 

何着もドレスを持っているにも関わらず、「結婚式の2次会に着る服がない!買わないと! 前と同じメンバーが参加するから、新しいのではないと・・・・」と嘆いていたものです。

 

1着数万円のドレスを買い、1度しか着ない・・・とても勿体ないですよね。まぁ、今やファストファッションで安く済ませることも出来るし、使用後に売ることも出来る。

 

でもファストファッションはどうしても安物だと分かる人には分かるし、売るのは面倒。そんな人には打ってつけなんじゃないでしょうか。

 

それに、このアイデアには、頭をガツンと殴られた気分でした。

 

だって、伊勢丹ですよ。百貨店最大手です。それが、シャアリングサービスなんてやったら、買う人が減るじゃないですか。

 

というわけで、開発者の方に質問してみました。


私:よくこのサービス出来ましたね?服が売れなくなると思いますが・・・・ファッション業界は今、売上不振て言われてますけど、やはりそういうところから来ているんですか?

 

開発者の方:はい。そうです。

 

私:それでも、普通は自分の首を絞めるようなことを出来ないですよ。

 

開発者の方:いずれもっとパイが縮小することを考えると、自社の売上を減らしてでもいち早くこういうサービスを展開した方が最終的には有利と考えたからです。

 

私:へぇ~。それに伊勢丹がやるってことがいいですよね。百貨店最大手でブランドも確立されていますよね。名前を聞いたことがない会社のサービスだと、普及しないかもしれませんが、これは店舗に行ってドレスを手に取って見てからレンタルすることも出来る。

 

私:チャットでマナーや、アクセサリーで相談出来るとのことですが、そこから伊勢丹の商品を買うというような、新たなビジネスチャンスも産まれる可能性もありますよねー。

 

開発者の方:はい、そういうことも考えています。今は女性だけですが、今後は男性用の展開も考えているので良ければ、是非アプリをDLしてみてください。

 

というわけで、私は早速DLしてみました。

 

 CARITEは既にもうサービス開始されています。興味のある方は是非どうぞ。

www.miguide.jp

基調講演の説明でもありましたが、今の時代は「昨日まで事業が穏やかだったのに、ある日、業界ごとなくなってしまう」時代です。

 

自社の売上げを一時的に落としてでも、既存のビジネスモデルを破壊して、先駆者にならないと競争に負けてしまうということでしょうか。それにしても思い切ったサービスでした。他の百貨店は青ざめていることでしょう。

 

いや、ONE JAPANの活動、侮れないですね・・・

 

基調講演-早大ビジネススクール入山准教授

 

さて、お次は早稲田大学ビジネススクール准教授の入山章栄さんの基調講演です。


●入山章栄さん略歴

・三菱総研にて自動車メーカーや国内外政府機関への調査・コンサルティング業務に従事
・2003年に三菱総研を退社。米ピッツバーグ大学経営大学院博士課程に進学。
・2008年に同大学院より博士号を取得。
・同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクールのアシスタントプロフェッサーに就任。
・2013年より早稲田大学ビジネススクール准教授に。専門は経営戦略論および国際経営論。


入山さんの公演は本当に聞く価値がありました。この人の講演だけで、参加費用を全部払ってもいいくらいかもしれません。企業人ではないせいか、ぶっちゃけて喋りまくっていましたが、今日はその一部を紹介します。

 

まず、導入として「日本ではイノベーションが求められおり、イノベーションの本質は既存の知と知の組合わせ」であることから始まります。
※イノベーションは、日本では技術革新と誤訳されていますが、本当はそうではありません。爆発的普及を意味する言葉です。だから、既存の知と知の組合わせで起こるわけですね。スマートフォンなどがまさにそうだと思います。偉大な発見ではなく、誰かの”気付き”で起こるものなのです。もちろん、蒸気機関や、インターネットのような偉大な発見もイノベーションに含まれますが・・・

 

さて、それでは講演で印象に残った部分です。

 

「なぜイノベーションが起こせないのか?」

・それは、人間は目の前にあるものだけに集中し、これを組合わせようとするから
・大企業は長い歴史があり(得意分野やヒット商品があり、集中し易くなる)、人事部は似たような人材を採用するから多様性が失われて、さらにイノベーションが起こらない。
⇒「大企業においては、知と知の組合わせは終わっている

 

ちなみに会場では明るく「終わってます」のフレーズが何度か連呼され、あまりの歯に衣着せない発言と入山さんの軽妙なトークで、爆笑の渦に包まれていました。終わってるて・・・

 

「イノベーションはどうすれば起こせるか?」

・必要としているのは、遠くを見ること。知の探索(冒険)からイノベーションは産まれる

 

・例えばツタヤのレンタルCDのビジネスモデルは消費者金融を参考にして生まれた
※1枚1000円のCDを貸して、1週間以内で数百円のレンタル料を取る。これはトイチ(10日で1割)どころではない。トサン(10日で3割)のレベルで、闇金ウシジマ君並みだと解説。ここでも会場は爆笑の渦です。

 

・知の探索と知の深化(既存の得意分野をさらに高める)のバランスが良いとイノベーションが起こり易い。
⇒多くの大企業は(得意分野やヒット商品があり)知の深化に偏る。だからイノベーションが起きない。

 

・知の探索は多くの失敗をともなう。大企業は挑戦を恐れることも知の深化に偏る原因。
※例えばスティーブ・ジョブズは失敗王で、やったことのうちわずかなものしかヒットしていない。でも評価されいる。

 

なお、特にイノベーションを起こせない会社の典型例として、社是に「安心、安全」が入っている会社、人事評価で成果を重視している会社(失敗=悪)を挙げていました。

 

「ONE JAPANはなぜ良いのか」

・ティール組織に少し近い組織だから

ティール組織とは、上下関係や中心がなく、組織を構成するメンバーが主体的に動く組織で、それ故に高いモチベーションと生産性を発揮するというものです。

 

何冊か本が出版されていますが、まだ日本ではほとんど使われていない新しい概念であり、ティール組織と呼べるものは実際にはまだないとのこと。

 

ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

  • 作者: フレデリック・ラルー,嘉村賢州,鈴木立哉
  • 出版社/メーカー: 英治出版
  • 発売日: 2018/01/24
  • メディア: 単行本
  •  

 

 

また、ONE JAPANからは脱線しますが、これからの世の中はどんどん先が予想しにくくなるので、正確な分析に基づいた将来予測は危険で、納得性(こうなるはずだという腹落ち)に基づいた方向感をもって進むべき、という話がありました。

 

これは、よく例えられていますが、地図の時代から、コンパス(方位磁針)の時代になったということです。

 

既知の場所では「正確な地図とナビシステム」が役立ちます。しかし、地図がない場所では、これらは何の役にも立ちません。そんな場所では、方位磁針により方向を知ることで、目標地点へ到達しなければなりません。

 

また、未来の社会では企業で、納得した仕事だけをする時代が来るだろう、とも予測されていました。

 

企業はただの箱になり、その中で、中央集権的な組織ではなく、弱く繋がった集団が主体的に意思決定をしていくようなモデルでしょうか。

 

うーん、こう考えると今よりももっと楽しい時代になる気がしますね。もちろん競争もより激しくなるでしょうが・・・

 

「ONE JAPANはどうあるべきか?」

・失敗が出来るところでなければならない(知の探索)
・圧倒的なバラバラな人が集まれる場所でないといけない(個人の多様性が重要)
・徹底的にチャラく、ゆるく人とつながれる場所でないといけない
・自分らしいプロジェクトが出来るティールな組織でなかればならない

 

という訳で最後に参加者には、「動け」、「つながれ」、「まきこめ」、「二本の軸を作れ」、「自分らしく」と激励されていました。

 

 

講演-大企業における新規事業創造

次なる講演は、大企業における新規事業についてです。

 

講演者は、デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社事業開発本部長 斎藤さん、株式会社アルファドライブ代表取締役社長兼CEO麻生さんで、お二人の自己紹介のあとにディスカッション形式で公演が行われました。

 

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左から2番目が斎藤さん、3番目が麻生さん。一番左はBUSINESS INSIDER JAPAN統括編集長浜田さん、一番右はONEJAPAN共同発起人の山本さん。

 

ここでも印象に残った部分を紹介します。

 

「新規事業を創出するために重要なたったひとつのこと」


・新規事業を生み出すのに必要なたったひとつのこと、それは、「顧客に仮説持っていき、修正する(PIVOT)」を繰り返す意思(麻生さん)。

※麻生さんはリクルートに入社後、ほとんどリクルート本体の仕事をしないまま、自身のアイデアを社内新規事業として立上げ、そのまま社長となり、その後リクルートに戻って、新規事業開発室長として勤務した経験を持っています。

 

ただし、繰返す回数が尋常ではありません。その数、なんと300回。これは、麻生さんがリクルートで1500件の新規事業立ち上げを経て導き出した回数です。

 

常人では、300回の否定、拒絶にはとても耐えられないとのことで(そりゃそうですよね)、これを可能にするのは「意思」の力だとか。

 

よくビジネスで大切だと言われる、報告、連絡、相談、打合せ・・・そんなものは重要ではないそうです。


「意思を強くするには”現場”を見よう」

・意思は後天的に作り出すことが出来る。高めることも出来る(麻生さん)。

 

麻生さんが意思を作り出す方法として、薦めていたのは、「現場を見る」ということでした。

 

被災地に行く、貧困の現場・・・目の前で人が倒れていたら、助けなきゃと思うのが人間なので、そこで社会を変えたいと思うことで意思は生まれます、とのこと。

 

「新規事業は優れたアイデアから生まれるのか」

・どんなアイデアでも良い。なぜなら300回のPIVOTを繰り返すうちに、原型を留めなくなるから(笑)。どんなにセンスが悪くてもいい(麻生さん)

 

・30代くらいで世に出た人は、”ノリ”で事業を始めた人が多い。メンバーが増えると使命感が出てくる。雑誌の取材なんかを受けるとキレイなストーリーを作る機会も出てくるし、それで最初からビジョンを持ってやっていたと思い込んだりする(斎藤さん)

 

・ノリで始めるのはいい。なぜなら普通は1回の否定で折れるから。10年間暖めたアイディアを否定されたりしたら、なおのこと。・・ソフトウェアでも同じ。バグがあるうちから市場に入れて反応を見ながら修正する。(麻生さん)

 

・意気込んでも1000億円規模の事業なんてまず作れない。マザーズに上場している企業なんて売上高10億円いけばいいほう。例えばリクルートのリクナビネクストは最初は紙媒体だったが、この雑誌を電子化するためだけにプロジェクトをやった。だが、他の紙媒体の電子化につながった。
⇒最初からホームランを狙ってやるのはナンセンスで、送りバントで事業を生み出していけば、思っても見なかった成果や複合効果が見込めるから、そういう視点で新規事業をやった方がいい、ということでしょうか。

 

「明日からあなたも新規事業をやった方がいい。自分自身のために」

・人生100年の時代。何歳で定年になりますか?・・・・今は60歳。それから20年働かなければいけない。しかも、定年して会社を辞めたら今のスキルは一切使えない。使えるのは新規事業を起こす能力だけ(麻生さん)。

 

・自分自身がやりたい仕事をやれるのが一番幸せ。やりたいことを事業化すればそれが出来る。今は、新規事業をやるのは亜流だが、その流れは変わる。社内で新規事業をやることは、会社内で評価されるための合理的な手段になる。(斎藤さん)

 

なるほどー。新規事業を起こすのって難しいもんだと思ってましたが、もっと肩の力を抜いてジャブのように打ち、多産多死で生き残った事業を育てる、くらいの気持ちの方がいいのかもしれませんね。

 

展示ブース

 

お次は展示ブースです。中でも特に気になったものを紹介します。

 

・東急グループ ROADCAST

「渋谷を街ごとジャック! 広告媒体に」

 

これは、渋谷の空きスペース(シャッターなど)を活用して、街ごと広告媒体にするという試みの紹介でした。

 

今はBEAMSとのコラボを開催していますね(2018/9/13-10/12)。

www.beams.co.jp

展示会で質問もしてみました。

 

私:試み自体は今までにありそうな気もしますが、これまで誰もやれなかったんですよね。何か理由があるんですか?

 

担当の方:一ヶ所当たりの掲示スペースが数m2と小さく、すべての土地所有者と交渉するのがすごく大変です。その点、東急は拠点があり、渋谷の街と深く関わっているのでこういうことが出来ます。

 

なるほど。確かに新参者が「やりたいです!」と提案してもなかなか難しそうですね。


・プランディット(ベネッセグループ) 3D-CG動画講義生成システム「I+DEA」

「もはや講師不要? プレゼンデータと音声データからプレゼンムービーを自動作成」

 

これは、プレゼンデータがあれば3DCGキャラクターが講義動画を作ってくれるというソフトウェアです。

 

塾講師の「魅力的な講師はギャラが高い」、「講師の手配が大変」、「講師の好き、嫌いで評価が二分」、「講師のアドリブが困る」などのお悩みを解決するために作ったようですが、他にも用途がありそうです。

 

私:これって、キャラクターの声は原稿を用意すれば読み上げてくれるんですか?人間の声も使える?

 

開発者の方:どちらでも対応可能です。

 

私:魅力的な講師ほど、身振り・手振りを加えたり、表情で伝える印象があります。CGで再現するのは難しそうですが・・・

 

開発者の方:それが難しいところです。アクションはつけることが出来ますが、CGキャラクターがリアルな表情をすると、「気持ち悪い」という印象を与えることが分かっていて、あえて作りこまないようにしています。あとはリアルなキャラを作ると、制作コストも高くなります。

 

私:それで、あまりリアルなキャラを作っていないんですね。ところで、キャラクターが講座をするとなると、他の講座との差別化が難しそうな気がします。どのように行うのでしょうか。

 

開発者の方:会社にあわせてキャラクターを開発することで、差別化を考えています。

 

私:なるほど。講座を作る側が提案することも出来るし・・・このシステムは塾講座以外にも応用出来るんじゃないですか?例えばYou Tuberの代わりに登場させたりとか。

 

開発者の方:可能です。社内研修向けに使いたいという方もいました。ゆくゆくはこのパッケージをクラウド上に上げて誰でも使えるようにしたいと考えています。

 

私:それでは、ライセンスのように月間使用量を取る?

 

開発者の方:そういうことでも出来ます。

 

私:あ、クラウド上に広告を貼ったりなんてことも出来ますね。

 

なんて、やってると後ろの方に列が出来てきたので、ここらで終了。ちなみにこのシステムまだテスト段階です。

www.plandit.co.jp

 

補足.グラフィックレコーディング

 

みなさん、グラレコ(グラフィックレコーディング)て御存知ですか?

 

これは、議事録を分かり易くイメージで残すというもので、最近話題のテクニックです。

 

絵心に加えて即興性(描きながら会議しないといけない)も必要とするので、誰でもというわけにはいきませんが、使えると一目置かれますね。

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※入山さんの基調講演のグラレコです。

 

最近では、盛んに講習会も開かれています。

リンク:グラレコ講習会

 

 

私の知合いでも、これを仕事にしている人がいます。興味がある方は連絡してくれれば、派遣出来る・・・かも。

 

さて、だんだん書いていくうちに本来の目的である「日本衰退に対して出来ること」から脱線してきた気がしますが、なんか今回参加して、日本もこういう人がいるうちはまだまだ捨てたもんじゃないな、と思うようになってきました。

 

具体的に方針や施策なんて特に思い浮かんだわけじゃないけど、ヒトが頑張っている姿を見ているとなんだかそれだけでモチベーションが上がってくる気がしますね。まずは組織の前に自分から!

 

さて、今回はこのあたりで。

 

なお、今回のカンファレンスに参加された方全員に「仕事はもっと楽しくできる 大企業若手 50社1200人 会社変革ドキュメンタリー 」が配布されましたよ。

※佐藤友美様 ご指摘ありがとうございます。

 

 

仕事はもっと楽しくできる  大企業若手 50社1200人 会社変革ドキュメンタリー

仕事はもっと楽しくできる 大企業若手 50社1200人 会社変革ドキュメンタリー

  • 作者: ONE JAPAN
  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 2018/09/27
  • メディア: 単行本
  •  

 

 

 

M.F.Y

 

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