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とうとう販売!折りたためるスマホがもたらす価値


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こんにちは、master_kです。

 

2018年末、世界で初めて折りたためるスマホが販売されました。

 

まだまだ、出来はイマイチのようですが、

 

以前から”折りたたみディスプレイ”は研究されており、スマホ、タブレット、ノートPCと別れているモバイル環境を一変させるデバイスが出来るかもしれません。

 

今回はこのスマホと、スマホ関連の競争力の高い企業を紹介します。

 

 

それでは本文です。

 

目次

 

1.折りたためるスマホの登場

2.圧倒的強みを持つ素材を生産する会社

 

1.折りたためるスマホの登場

 

1/8からCES2019がアメリカ・ラスベガスで開催されました。
※CESは世界最大の家電展

 

そこでは、とうとう折りたたむことが出来るスマホ(フォルダブルスマホ)が中国Royole社からお披露目されました。

 

しかも、市場デビューしており、一般の人が購入出来るものです。

 


Foldable phones are officially a thing at CES2019

 

気になる詳細、スペックは以下です。

●発売日 2018年11月1日

●商品名 Flex Pie
●価格 1300ドル〜
●解像度 1920×1440
●ディスプレイ 7.8インチ
●折りたたみ可能回数 20万回以上

・iPad mini(203mm×135mm)が7.9インチ。だいたい同じくらいの大きさ。
・完全には折りたためません。これがイマイチです。

 

完全に折りたためないことは、以下の写真でも分かります。

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はっきり言って、折りたたんだ姿は「カッコ悪い」です・・・でも、そんなことは大して重要ではありません。

 

ようやく、折りたためるスマホ・ディスプレイが販売された、ということに価値があります。

 

折りたたむことが出来るスマホは以前から、盛んに研究されているもののなかなか実現出来ていませんでした。

 

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※Cureved Displayから順次開発され、現在スマホはFoldableまで来ています。

 

2018年にサムスンとシャオミがようやくプレス発表して、2019年に市販モデルを販売すると宣言しました。


しかしながら、2018年11月には、サムスン、シャオミを差し置いて、ほぼ無名のRoyoleが突如として販売したのです。これはサプライズであり、ビッグニュースでした。

 

では、なぜ折りたためるスマホがスゴイのでしょうか。それは、これまでのモバイル環境を一変させる可能性があるからです。

 

折りたためばスマホ、広げるとタブレット端末並みのディスプレイになります。つまり、Royoleのスマホは「スマホとタブレットの境界を破壊した」のです。

 

また、さらに大画面化して、マウスとキーボードを外付けすれば、ノートPCすら融合してしまうかもしれません。

 

つまり、爆発的に普及する可能性があるのです。

 

ところで、なぜ今、フォルダブル開発が進んでいるのでしょうか?

 

それは、有機ELディスプレイにヒントがあります。

 

これまで薄型ディスプレイの主役であった液晶は、原理的に大きく曲げることが出来ません。

 

有機ELディスプレイは、液晶とは異なり、曲げることが出来るのです。

 

この有機ELディスプレイ、日本は大きく出遅れており、世界のディスプレイは、ほとんどサムスンとLG電子の2社だけで作らています。

 

小型のディスプレイはサムスンが圧倒的に強く、iPhoneの有機ELモデルもすべてサムスン製です。

 

※そんなiPhoneの有機ELモデルは全然売れてません。この記事もおススメ。
●みんな大好きiPhoneが売れない! データで見るアップルの窮地と未来

www.shameless1.com

 

20年前なら日本が有機ELディスプレイのシェアNo.1になれたと思いますが、この分野では、中韓勢に既に負けています。

 

※日本はどんどん衰退中。「日本」+「衰退」でGoogle3位の人気記事もおススメ。
●7つのデータで検証! 日本の衰退がひどすぎる件と衰退の原因

www.shameless1.com

 

有機ELディスプレイ製造では遅れを取りましたが、まだまだ圧倒的に強い分野があります。

 

液晶ディスプレイ時代から培い、有機ELディスプレイでも強みを発揮し続けるのは”素材”の分野です。

 

次章では、その素材とそれを製造する企業を紹介します。

 

 

2.圧倒的強みを持つ素材を生産する会社

 

いきなりですが、みなさんは偏光板というものを聞いたことがありますか?

 

これは薄型ディスプレイには必須の部材です。

 

詳しい原理の説明は避けますが、この部材は特殊な光生み出して、光を透過させたり、遮断したりすることが出来るため、シャッターの役割を果たしています。

https://youtu.be/gm2LCsM_S5o


Classic three polarizers experiment

※動画で2枚のフィルムを使っています。これが偏光板です。

 

液晶ディスプレイには、必ず2枚の偏光板が必要です。

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※文科省・・・情報機器と情報社会のしくみ ウェブサイトから掲載。

 

有機ELの場合、ディスプレイ本体に偏光板は不要ですが、表面に必要になります。

 

この偏光板と保護フィルムを作ることが出来るのは、日本のメーカーだけです。

 

偏光板はヨウ素という物質(イソジンでお馴染みの黒いやつです)とPVAという物質から作られています。また、保護をするフィルムが必要です。


下表を見てください。

 

偏光板 本体 製造 住友化学、日東電工、
サンリッツ、LG化学
原材料 クラレ、日本合成化学
保護
フィルム
製造 富士フイルム、
コニカミノルタ
原材料 ダイセル

 

海外メーカーで唯一入っているのは、偏光板本体を製造するLG化学のみです。

 

シェアが高いとか低いとかではなく、現状では日本のメーカーしか製造出来ません。

 

つまり・・・スマホや薄型ディスプレイが伸びてきたら、これらの会社の業績が良くなる可能性が高いということです。
※なお、現在はスマホ普及が一巡して、販売数量は伸び悩み中です。

 

そうなったら、あとは、分かりますね? はい、株を買いましょう。

 

というわけで、表の製品群の一部を紹介します。


●偏光板保護フィルム(TACフィルム)


まずは、偏光板保護フィルム(TACフィルム)です。

 

これを製造できるのは、富士フイルムとコニカミノルタの2社のみです。

 

お気づきかもしれませんが、2社とも写真フィルムを作っていたメーカーで、写真フィルムのネガフィルム・・・これがTACフィルムです。

 

偏光板保護フィルムは透明かつ、偏光板で作る特殊な光を邪魔しないために細工が必要です。他の素材で作るのが非常に難しく、TACは優れた素材なのです。

 

ただし、TACを使いこなすのは非常に難しい。

 

その理由は、原材料にあります。

 

TAC(3酢酸セルロース)の原材料は、なんと”木材”です。

 

木材の繊維を原材料として、ディスプレイ用のTACを作ることが出来るのは、ダイセルという会社だけです。

 

当然ですが、工業製品、しかもハイテク製品として使うための品質管理は、非常に困難だと予想されます。

 

だから、ディスプレイ用のTACを作り出すことは限られた会社にしか出来ないし、そのTACを使いこないしてフィルムにすることも限られた会社にしか出来ません。

 

不思議ですよね、最先端のディスプレイ部材の原材料が木材だなんて・・・

 

次は、偏光板本体の部材です。

 

●偏光板

 

重要な素材はPVAですが、これはクラレと日本合成化学にしか製造できません。クラレのシェアは約80%であり、世界のディスプレイ産業はクラレが握っていると言っても過言ではないでしょう。

 

クラレはその他にも、クラリーノ(合成皮革)、マジックテープ(これはクラレの商標です。他社製品は面テープと言います)など独自の製品を持つすごい企業です。

 

いかがでしたでしょうか。

 

残念なことに中韓台のディスプレイメーカーは既に日本を超え、有機ELなどの優れた製品を生み出しています。日本どころか、アメリカだって有機ELディスプレイは量産出来ないのですがら、既に中韓台の技術力は世界最高レベルです。ただし、部材を開発する能力はまだ日本の方がはるかに上です。

 

株を買うならこういう強みをもった企業が良いのではないでしょうか。

 

また、偏光板保護フィルムを独占的に製造しているのは、ダイセル、富士フイルム、コニカミノルタという写真産業から連綿と続く企業でした。

 

しかも、富士フイルムはダイセルから生まれた企業です(ダイセルが国産映画フィルムを作るプロジェクトとして誕生。現在は独立)。

 

こういうことも調べていくと興味深いですね。

 

それでは、今回はこのへんで。

 

M.F.Y

 

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