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円がリスクヘッジに使われる理由と日本人が受ける3つのスゴイ恩恵


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こんにちは、master_kです

 

 

世界的不況が起きたとき、地震やミサイル発射など大きな災害や事件があったとき、リスクヘッジとして円が当たり前のように買われます。

 

でも、日本って政府が借金だらけなのに、なぜこんなに円が買われるの?と不思議に思った方いませんか。

 

一方で新聞記事などで、日本政府は借金が多いけど、海外に多額の貸付けがあるから日本円は強い!という記事も見かけます。

 

日本円が信頼されている理由が正直よく分からない!という方も多いのではないでしょうか?

 

私もそう思っていたので、今回はその理由をまとめました。

 

また、有事に日本円が買われることで、意外にも日本人にはスゴイ恩恵があることも分かったのでそれも記載しています。

 

目次

 

 

日本政府は先進国の中で最悪の借金王

 

日本政府の純粋な借金量(資産-借金)はGDPに対して150%です。
※GDP・・・国内総生産、1年間に国内で産み出された付加価値の総額。ここでは、日本全体の年収と考えてみて下さい。

 

これは、先進国の中で最も多い借金量です。

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※IMFのWEO(Economic Outlook Database) より作成

 

財務省のWebサイトによると、

 

政府の資産には換金出来ないものも多い(堤防や道路、国立大学の出資金など)ため、借金の総額で財務を評価するほうが良い。

 

と書いています。

 

日本政府の借金の総額はGDPの240%なので、いずれにしても日本は先進国最下位です。


これを見ると、日本政府に対する信用は低く、円はリスクヘッジマネーに適さないと感じます。

 

日本全体としては財政は問題ない

 

それでは、日本政府だけでなく、”国全体”としてはどうでしょうか?

 

今度は政府だけでなく、日本の家計(個人)、金融機関、企業・団体の正味の資産(資産-借金)をまとめてみます。

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※日銀資金循環統計2017年の金融資産・負債差額を元に作成

これを見ると、日本全体ではプラスで、政府と企業の借金を大きく上回る家計の資産があることが分かります。

 

確かに、政府の借金額は膨大です。

 

しかし、日本国をひとつの家庭として見たらどうでしょうか?

 

例えば、以下のように置き換えてみます。

 

日本政府:祖父
金融機関:父
企業金融機関:母
家計:子

 

この家庭内は、祖父と父が母と子にお金を借りている状態ですが、借金は家庭内に収まっています。

 

他の家庭から見ると、家庭内の借金は家の中で解決すれば良い問題であり、家庭外に借金がなければ、通常は「あの家に借金問題はない」と見なされるのが通常でしょう。

 

例えば、子供が車を買う場合に、200万円のお金を家庭内で借りても、他の家庭から「あの家は借金してる!」なんて言われないのが普通です。

 

この例えでは、他の家庭=外国であることを付け加えておきます。

 

海外まで含めるとむしろ財政は健全

 

前章では日本全体をひとつの家庭として見ました。

 

この章では、他の家庭(外国)との貸し借りはどうなっているのかを考えてみます。

 

下図は、日本が海外へ貸した額と、海外から借りている額をまとめたものです。

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※政府だけでなく、企業、団体、家計の貸した額と借りた額。

※横軸は借金(負債)、縦軸は貸付(資産)。金額はGDPで割算した。

※以下のWikiデータよりまとめ

List of countries by external debt - Wikipedia

 

この図では、緑色の線上が、借金と貸付が同額となります。その線より左上であるほど貸付けが多く、右下であるほど借金が多いということを意味します。

 

これを見ると、あら不思議。

 

先進国では、日本とドイツがダントツで海外への貸付額が高く、お金持ちの国であることが分かります。

 

つまり、これらの国は通貨の信頼性が高いということです。

 

ここで、リスクヘッジについて考えてみます。

 

世界的な不況になると、基軸通貨である米ドルや各国の資産が売られます。

 

その場合、ドルの次に信頼できる通貨は日本円か、ドイツのユーロであることが分かります。

 

しかしながら、ユーロはドイツだけでなく、財政危機を起こしたギリシャやスペインなども通貨として使用しているため、リスクヘッジに使うのは不適切なのです。

※財政に問題があるEU参加国は多く、侮蔑的な意味を込めてPIGSやPIIGSと呼ばれているようです

 

Wikiより引用

PIGSは英語で「豚」を意味する。この頭字語は2008年(平成20年)から侮蔑的な意味を込めてイギリスおよび北アメリカの金融報道で使われるようになった。

当初はユーロ圏の南ヨーロッパ4ヶ国、すなわちポルトガル (Portugal)、イタリア (Italy)、ギリシャ (Greece)、およびスペイン (Spain) を指していた。また、これにアイルランド (Ireland) を加えてPIIGSと呼ばれることもある。

 

これを踏まえると、なんと世界にはリスクヘッジに適した通貨が日本円しかないことが分かります。

 

なるほど、有事に円が買われるのはこういう理由なんですね。

 

日本人が受けられる3つの恩恵

 

さて、ここまではリスクヘッジマネーとしてなぜ円が選ばれるのか?を考えてきました。

 

前章までの結果から、日本円が選ばれる理由が分かったと思います。

 

そして、今後も世界的不況が起これば円が買われるであろうことが予想されます。

 

ところで、リスクヘッジマネーとして日本円が買われると、円高になります。

 

円高になると、日本の輸出企業の業績が落ちるため、世界的不況+円高のダブルパンチで日本の株価は海外よりも下落します。

 

このため、日本にとって、世界的不況と同時に起こる円高は、危機と思われています。

 

しかしながら、普段から日本円を所有する日本人の個人投資家の目線では、長期で見ると、むしろプラスであると言えます。

 

その理由は、以下の3つです。

①円高になるので、海外の株や資産が安く買える
②日本企業の株価が低下するので、日本株が安く買える
③日本人は決済通貨として円貨を持っており、海外通貨から両替しなくても上記の売買が出来る

※円以外の決済通貨を保有している人(例えば海外の人)は、普段から日本円を保有する必要がある。または世界的不況になる前に円に転換する必要がある。

 

つまり、日本円を持っている人は、不況期にとても有利なのです。

 

私は不況期に株を買い込む投資スタイルであるため、このメリットを考えて、昨年、海外の債券を全て売りました。

 

10年間、海外の債券(先進国債券の投資信託)を保有して得られた利益は、約30%です。

 

投資額が10年で30%増えるのは悪くない気もしますが、不況期に株を買い込めば何倍にも出来ること、不況になる前に債券を売却する手間を考えれば、売った方がよいと考えたからです。

 

※不況期の日本株の売買についてはコチラの記事がおススメ

●リーマンショック後の株価推移から考える株式市場暴落後の日本株の儲け方

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※バフェット+リーマンショックでGoogle検索2位! こちらもおススメ

●バフェットの売買から考える株式市場暴落後の儲け方

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これが最適な判断かどうかは分かりません・・・が、外債をもつ意味を今一度考えてみるのもいいかもしれませんね。


さて・・・それでは今回はこのへんで。

 

M.F.Y!

 

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