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裏側まで話します 大晦日K-1の選手控室で働いた話

 

K1で働いた話

2005年12月31日。

 

私は、大阪ドーム1階関係者控室の中央部分から、部屋の外の通路の方を見ていた。

 

通路から、なにやら騒がしい声が聞こえたからだ。

 

「ゾノ! ゾノ! ストップ!」

 

通路では、後輩の「ゾノ」がオープンフィンガーグローブを持って足早に歩いて行った後、

 

ゾロゾロと十数人の筋骨隆々の外国人たちに、罵声を浴びせられながら追いかけられているではないか。

 

よく見ると、その男たちはホイス・グレイシー選手のジムの関係者だ。

 

「なんだ、あれ?」と不思議に思って通路の方に顔を出して見ていると・・・

 

事の始めは格闘技ジム

 

話をスタートに戻そう。

 

私が当時通っていた総合格闘技ジムで練習をしていた時のこと。

 

道場の代表が「kちゃん、年末あいてたらバイトしませんか?」と声をかけた。

 

私は、特に用事もなかったので、「いいですよ。でもいったい何のバイトなんです?」と聞くと、

 

「大晦日のK-1のスタッフなんだけど」と答えるので、

 

「スタッフって、なにやるんですか?」と言うと

 

「会場の警備とか整理だよ。日当は15,000円ね」と言うので、当時、学生でお金がなかった私は二つ返事でOKした。

 

大晦日の大会当日

 

当日の昼、道場の代表や、道場生10人前後で会場に入ると、K-1の運営会社FEG(当時)の社員さんに部屋に集められた。

 

そこで、私たちの役割分担が説明される。

 

ほとんどの人間が会場内警備にあたる中、私を含めた5人は選手控室の警備。

 

選手控室の警備??って、観客はいないから関係者しかいないけど・・・プロの格闘家の何を守るの??

 

で、結局警備じゃなかった!

 

FEGのスタッフから、おそろいのユニフォームを受け取って着替える。

 

黒のポロシャツに、黒のダウン。スポンサーである「バイオテック」の白い文字がでかでかと入っている。

 

控室警備の5人は、2人組2班と1名に別れ(私は2人組)、FEGの社員さんと一緒に、選手控室に入る。

 

選手控室に入った私たち、そこで待っていたFEGのマネージャーさん(女性)と合流。他にはまだ誰もいない。

 

「今日はよろしくお願いします」と簡単な挨拶をした上で、マネージャーさんから仕事の説明。

 

「今日の仕事は控室の警備と選手の検尿の立会です。」

 

え。

 

「外国人の選手もいるけど、英語はできなくて大丈夫(笑顔)」

 

「Urine check please(尿検査おねがいします)って、言えば分かるから」

 

えーー。聞いてないんだけど。

 

ていうか、警備じゃないじゃん。。。

 

とまぁ、騙された感タップリなんですが、仕事は仕事。やりましょう。

 

「紙コップに尿を入れたら、医務室に運んでね。そこにいるドクターに紙コップを渡してください」

 

かくして、会場の警備をやるはずが、なぜか格闘家の尿をもらって回る仕事になってしまったのだ。

 

・・・

 

× ピーター・アーツ 大山峻護
ジェロム・レ・バンナ × アラン・カラエフ
- 中尾芳広 - ヒース・ヒーリング
永田克彦 × レミギウス・モリカビュチス
レミー・ボンヤスキー × ザ・プレデター
武蔵 × ボブ・サップ
魔裟斗 × 大東旭
セーム・シュルト  × アーネスト・ホースト
ボビー・オロゴン ×
ホイス・グレイシー 所英男
山本"KID"徳郁 × 須藤元気

当日の選手一覧と試合結果

 

午後1時頃、選手が少しずつ入室を始めた。

 

控室の様子

控室の様子


中でも目を引いたのは山本"KID"徳郁選手だ。

 

黒のフーデットスウェットの上下でフードを目深にかぶって現れた。

 

彼は身長163cmと小柄だが、通路を歩いてくるだけで、周囲から緊迫感のようなものが漂っている。

 

私の目の前を通り過ぎて、背中が見えた。スウェットの背面には、白で大きく「next!」の文字とともに、覆面をかぶり、斧を持った処刑人のイラストがプリントされている。

 

山本KID選手のトレーナー

山本選手のトレーナー


イラストはコミック調だったが、それでも禍々しさを感じるものだった。

 

山本選手のすぐ後ろを、ひと回り大きな二人が歩いている。この二人もおそろいのスウェット上下だ。

 

FEGの社員さんは「おつかれさまでーす!」と口々に声をかけているが、山本選手が軽く会釈をしているのは分かるが、フードをかぶっているので、その表情までは分からない。

 

ただ、かなりピリピリした様子なのは確かだった。それもそうか、今回はメインイベントで、須藤元気選手と王者を争って闘うのだから。気合も入るというものだろう。

 

山本選手は私が担当している控室を通り過ぎると、その先の部屋に入っていった。

 

その後も続々と選手が到着して分かったのだが、驚くべきことに、ほとんどの選手は個別の控室がないのだ。

 

私が担当する大部屋と、もうひとつの大部屋に分かれて入場し、一部の選手だけが個別の控室だ。

 

個室が用意されていたのは、山本選手、ボビー・オロゴン選手、ホイスグレーシー選手の3人だった。

 

要するに、メインイベントに近いVIPファイターだけが個室なのだった(彼らの対戦相手である、曙選手、所英男選手、須藤元気選手に個室が用意されていたかは分からない)。

 

さて、結局私が担当する控室に入ったのは、以下の選手だった。

 

ピーター・アーツ
ジェロム・レ・バンナ
中尾芳広
永田克彦
レミー・ボンヤスキー
武蔵
魔裟斗
セーム・シュルト 

 

試合に近い選手から順番に尿検査をお願いすることになる。

 

採尿をはじめる

 

まずはピーターアーツ選手から採尿をお願いしていく。

 

声をかけて、二人きりでトイレに行き、紙コップを渡して、不正行為がないか見る。

 

紙コップを受け取ったら、医務室に持っていく。

 

何のことはない、単調な仕事だ。

 

次は・・・ジェロム・レ・バンナ選手だ。

 

勝利後のジェロム・レ・バンナ選手

勝利後スタッフと記念撮影をするジェロム・レ・バンナ選手(16:57分頃)

 

こればかりは緊張した。「K-1の番長」と呼ばれ、歯に衣着せぬ物言い、暴れん坊、190cm、120kgの巨躯だ。

 

こんな人と二人きりでトイレ行って、無事帰ってこれるのだろうか?

 

いや、帰ってこれるに決まってるんだけど、なんかものすごい威圧感を感じるじゃないか。

 

「Excuse me, urine check please.」と言うと素直に応じてくれた。

 

どんどん尿を取っていこう。

 

武蔵選手。

 

古参の日本人ヘビー級選手だから、知ってる人も多いだろう。

 

「尿検査おねがいします。」

 

と声をかけてトイレへ行く。

 

大変失礼だけど、武蔵選手と言えば周囲の友人達(格闘技関係者でなく一般人)の間で「弱い」、「なかなか勝てない」という評価なんだが、
(生涯成績では84戦49勝29敗5分1無効試合で、確かに決してふるわなかったかもしれない)

 

185cm、115kg程度はある体格。こうやって面と向かえばどう見ても弱い訳がない。

 

戦ってるヘビー級外国人がバケモノのように強いだけなのだ。

 

そもそもデビュー時に体重は83kgだったから、かなり無茶苦茶な増量をしたに違いない(ベストな階級ではない)。

 

K-1の母体となっている正道会館所属なので、K-1を盛り上げるためなんだろうな。

 

試合では、ボブ・サップ選手に後頭部を何度も殴られ(反則)、ダウンした後に勝っていた

 

ボブ・サップ選手に後頭部を殴られる武蔵選手

ボブサップ選手に後頭部を殴られる武蔵選手

試合はTVで生中継されていたが、選手控室にはTVがなかったので試合を見れなかった。

 

ただ医務室にTVがあり、武蔵選手の試合はたまたま見ていた。

 

武蔵選手に「後頭部殴られてましたけど、大丈夫ですか?」と聞くと

 

「だいじょーぶ! でも試合のこと全然覚えてないです!」とにこやかに答えてくれた。

 

いや、それ、全然大丈夫じゃないやつ・・・

 

格闘技の試合で、ルール内の攻撃で例え死んだとしても「事故」である。

 

この後頭部を殴るというルール違反の行為で死んだら、それは当然、加害者の責任が問われるが、それにしても・・・である。

 

ボブ・サップ選手(200cm、160kg)のような相手と殴り合い、命の保証もない・・・

控室で座っているボブサップ選手

※ボブ・サップ選手(15時45分頃)

 

なんとも過酷すぎるだろ。「好きでやってんだろ」と言う人もいるかもしれないが、普通のメンタルではとても試合には出れない。普通のフィジカルでも出れない。

 

「弱い」とか言われてるのが本当にかわいそうだ。

 

勝利後に記念撮影する武蔵選手

試合に勝利後、記念撮影する武蔵陣営(18時31分頃)

左から3番目武蔵選手。一番左は中迫剛選手。

 

次は魔裟斗選手。

 

試合後の帰宅前に尿検査。

 

急いでいて早く済ませたいらしく、「これ、女子便所なんじゃないの~?」となぜか疑いつつ採尿。

 

公称プロフィールは174cm、70kgだが、実際に並んだところ身長は170cmくらいではないか。

 

かなり小柄という印象だった。

 

格闘技の試合では、体重は公正に測るが、身長は自己申告だ。

 

高めに申告する人もいるし、あえて低めに申告して「相手を油断させる」ということが普通にある。

 

お次は、セーム・シュルト選手(最近はセミー・シュルトという表記が多いようだ)。

 

K-1 WORLD GP 2005、2006、2007、2009王者のモンスターである。

 

213cmの超長身、136kgの恵まれた体格。

 

200cm超えの大型選手は、格闘技以外のスポーツ(アメフトとか)から体格を見込まれて転向してくる人が多い印象だが、セーム・シュルト選手は幼少のことから格闘技をずっとやってる正統派だ。

 

「Excuse me, urine check please.」と言うと、

 

苦笑いしながら、手を顔の前で横に振り、「今、出ない」の仕草。

 

すると、何かを思いついたのか、手のひらを顔の前に出して「ちょっと待って」のポーズ。

 

そばにあった1.5Lのペットボトルに入った水を、ゴクゴク・・・ゴクゴク・・・。

 

??どこまで飲むの?

 

と見てると、一気に全部飲んでしまった。7割は入ってたけどな。

 

この体躯じゃ、内臓のサイズも全然違うらしい。

 

「また、後できまーす」と言って、その場を去ったが、しかしまぁ、なんという背の高さだろうか。

 

彼はベンチ(野球場でよく見るやつ)に座っていたのに、立っている私とほとんど同じ目線の高さだった。

 

デカすぎだろ。

 

その後、トイレに行く前にもう一度話したが(今度は立っていた)、割と近くで正面に立ってるのに、顔がめちゃくちゃ遠い・・・

 

60cmくらい離れてるのではないだろうか。キリンか?ってくらい見上げないと顔を見て話せない。

 

例えば、大柄のジェロム・レ・バンナ選手と比べても23cmも背が高いのだ。もう、全然大きさが違う。

 

これでは日本のベットでは寝れないんじゃないかと、車で移動するのも窮屈だろうな、とか余計な心配ばっかしてしまった。

 

トイレでもほら。どうみても小便器の高さがあってない。

 

尿検査は終わったが・・・

 

さて、これで全員尿検査は終了だ。残りの選手は個室の控室で、私は採尿することはなかった。

 

TVが見れないので、あまり状況が把握出来ないが、イベントはどんどん進んでいるはずだ。しかし、控室では完全にやることがない。

 

FEGのマネージャーさんは、英語に堪能らしく、どこかのジムの外国人とずっと話をしていて、

 

FEGの社員さんは、「うちの上司はずっと喋ってんなー。いっつもだなー」と恨めしそうに言っていた。

 

通路にいる他のマネージャーもみんな女性で、やはり当人たちは何の仕事もせず、ずっと喋っているのだ。

 

一体、どいうことなのだろうか。何か変わってるな、この会社。

 

用事があって医務室に行くと、尿検査のコップがカウンターに3つ並んでいた。

 

「なんですか、これ?」

 

と聞くと、

 

「あぁ、それは陽性のやつ」

 

陽性?

 

え?三人も尿検査で陽性って、どうなってんの?といぶかしげな顔をしたら、

 

「○○○なんか、いつもなんだよなー」とボヤくので、

 

「それでも出場できるんですか??」と聞くと、

 

「ペナルティはあるけどね・・・」と浮かない顔で言った。

 

もう、15年も前の話で、3人全員の名前は覚えてないが、この○○○1人だけはハッキリ覚えている。

 

名前は出さないが、途中から明らかに筋肉質になってきた人だ。筋肉増強剤を使っているのか、それとも興奮剤か?

 

それにしても、毎回陽性で、普通に試合に出れるのか。何のための検査なのだろうか?

 

過去の数々の疑惑の判定問題といい、なかなか問題を抱えた組織のようだった。

 

恐怖のホイス陣営

 

準決勝のホイス・グレイシー選手VS所英男選手の試合が終わった後だった。

 

なにやら通路から騒がしい声が聞こえてきた。

 

「ゾノ! ゾノ! ストップ!」

 

通路の方を見ると、

 

後輩の「ゾノ」がオープンフィンガーグローブを持って足早に歩いて行った後、

 

ゾロゾロと十数人の筋骨隆々の外国人たちに、罵声を浴びせられながら追いかけられているではないか。

 

これが冒頭の場面だ。

 

追いかけているのは、ホイス・グレイシー選手のジムの関係者たちだ。

 

「大丈夫か?」と思って通路まで行って見ると、遠くの方でゾノを取り囲んだジム関係者となにやらモメている。

 

「ゾノ」も興奮した様子で大きな声で口論している。FEGの社員もいるので、まぁ大丈夫そうだ。

 

あとで、「何があったの?」と聞くと、

 

この大会では、選手が試合で使ったグローブを回収して、チャリティオークションにかけることが決まっていたが、

 

「ゾノ」がグローブを回収して持っていくと、ジム関係者たちが「返せ!」と言って追っかけて来たのだそう。

 

選手には、当然、試合前に説明されていたが、試合後に渡すのが惜しくなったのか、あるいは一部の関係者が聞いていなかったのか・・・

 

なんにせよ、血の気の多いグレイシー柔術軍団に取り囲まれるのは、相当な恐怖に違いない。

 

ゾノ、助けられなくてゴメン。私も命が惜しいんだ。

 

ジャッジは公正だったか?

 

さて、決勝戦。

 

2018年に亡くなった山本"KID"徳郁選手VS須藤元気選手だ。

 

HERO'Sミドル級世界王者を賭けたトーナメントの決勝戦。

 

結果は、山本選手のKO勝ちだった。

 

私は、ほとんどの試合を当日見れなかったが、この試合のKOシーンの前後はたまたま医務室で見ていた。

 

試合の最後はこうだ。

 

山本選手の右フックがヒットして、倒れる須藤選手。

 

倒れた須藤選手にパンチの追撃をする山本選手、VTRでは、須藤選手の意識ははっきりしているように見えるが、レフェリーは試合を止めた。

 


[HERO'S ミドル級決勝] 2005.12.31 山本KID徳郁 VS 須藤元気

※youtube 6:49分ごろ右フックがヒットしている

 

実際のところは分からないが、私の目では山本選手を勝たせたいK-1運営者が、試合を早く止めたように見えた。

 

山本選手は明らかにFEGのお気に入り選手だったからだ。

 

私と同意見の方もネット上に何名かいた。

 

koukasnote.com

monmonz.exblog.jp

そのうちのひとつを引用してみよう

 

(引用開始)
KIDのカウンター右フックが須藤にヒット?
俺は気づいてたよ、クリーンヒットはしてない、
倒れた須藤にKIDがパウンドラッシュ、
一瞬、気を失ったように見えるが、しっかり対応している
レフリーがKOの判断をし、KIDの勝利。

 

あまりにも止めるのが早すぎる、
きっと多くの人が同じような意見を持ったと思う
その後の解説、ゲストの話は
「KIDの快勝」だそうです
どう見ても須藤は納得行ってない様子で苦笑い
見ようによっては、気を失って何が起きているのか分からないようにも
見える??
レフリーが止めに入った時に俺は凄く驚いた、早過ぎる!!
ただ、VTRを見て一番驚いていたのは俺ではなく須藤でした
(引用終了)

 

勘違いしてほしくないが、私はこのまま試合を続ければ須藤選手が勝っていたとか、山本選手が負けていたとかそういうことを言いたいわけではない。

 

体制の話だ。

 

医務室でVTRを見ていた医師は「倒れた後の打撃はキケン。パンチと床に挟まれて打撃を受けるから。ほら、もう意識が飛んでる。早く止めないと・・・」と言っていた。

 

確かに床に寝た状態でパンチを打たれるのはキケンだが、須藤選手の意識ははっきりしており、打撃にも対応しているように見えた。当然、選手も寝た状態でパンチを打たれることなど想定した上で練習している。

 

格闘技の試合進行にはあまり詳しくないのだろうか?

 

K-1は、複数の不可解なジャッジ、特定選手に肩入れするジャッジが問題になっている。

 

ジャッジ以外でも不適切な問題を多数起こしている。

 

w.atwiki.jp

今回の大会を見ても、運営側に問題があったのは明らかだ。

 

・FEGのマネージャーは現場でほとんど仕事をしていない(部下からいつものことだと言われていた)
・尿検査で陽性反応が出ても公表しない。
・禁止薬物を毎回使用している選手もいるが、実効性のあるペナルティ等を設けていない
・特定選手に肩入れしたジャッジをしている(これは疑惑であり、証明のしようがないが)

 

ファイトマネー未払い問題も問題になっている。

ja.wikipedia.org


(引用開始)
2010年にFEGが主催するDREAM出場選手のファイトマネー不払い・遅延問題(詳細はDREAM (格闘技イベント)#ファイトマネーの支払い問題参照)がクローズアップされ、FEGが財政難に陥っていることが明らかとなった。

 

DREAMだけでなくK-1出場選手についても多額の未払い金が発生し、ジェロム・レ・バンナやレイ・セフォー、桜庭和志、ハレック・グレイシーら有名選手に対しても、1選手あたり数十万ドルレベルが未払いとなっているという。

 

セフォーは「自分だけでも総額70万ドル以上が未払い」「知っているだけでも20選手以上がファイトマネーを受け取っておらず、未払い金の総額は少なく見積もっても1000万ドルを超える」と語っている。
(引用終了)

 

そんなこともあり、FEGは2012年 東京地方裁判所より破産手続開始の決定を受けた。

 

まぁ、こんな大会運営をしているのだから必然か。

 

須藤選手の高潔さ

 

もうそろそろ、会場から帰る頃、廊下で須藤元気選手とすれ違った。

 

私の知っている限り、須藤選手はこの試合のジャッジについて、当日もその後も一度も文句を言ったことはない。

 

「We are all one」を標榜し、リングで勝利した後は合掌して四方に礼をする、非常に真摯な人というイメージだ。

 

「あの試合止めるの早かったですよね?」と言いそうになって、グッと堪える。

 

VTRの表情を見ても、世界で一番そう思ったのは須藤選手だろう。

 

しかし、須藤選手はそれを言わない。

 

きっと、「試合を止められたのには納得がいかないが、右フックで倒れなければ、止められることもなかった。自分が弱いから倒れて試合を止められたのだ。自分にも敗因がある。」と思っているのではないだろうか。

 

高潔な須藤選手のことを思うと、そんな下世話な声をかけてはいけない。

 

私は「がんばってください!応援してます」とだけ声をかけた。

 

「ありがとうございます」と言った須藤選手は、どこか元気がない様子だった。

 

・・・

 

「トーナメントの決勝でKIDさんに負けて悔しい想いもありますが、一緒に戦ってきた仲間です。こんなに格闘技の仲間が一堂に集まるのは、僕が引退してから11年ですが初めてです。KIDさんの人柄ですね」

 

2018年11月4日の山本“KID”徳郁お別れの会で、須藤選手はそう言ったらしい。

 

efight.jp

K-1の裏側で丸一日働いて貴重な経験をして、最後に須藤選手の潔さが心に残った!

 

この記事を書いたのはこんな人

著者:master_k

master_kとヒョードル選手
幼少のころからTVで格闘技を見るのが好き。
高校の頃、寝技だけの柔道を習った後、
21歳から総合格闘技道場に入門。ブラジリアン柔術を中心に格闘技を学ぶ。
一度格闘技から遠のいた後、最近はキックボクシングをやっている。
フィジカルはいいが、テクニック面がダメな不器用格闘家。

 

M.F.Y!

 

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